サン・ジョルディって誰?

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4月23日は、「サン・ジョルディの日」だそうです。

 

スペインでは、この日に

「本とバラ」を人に贈る習慣があるとか。

なかなかお洒落ですよね。

読書普及にもなるから、日本にも導入してほしい。

 

ちなみにその日にちなんで

国際的な「著作権の日」とされているそうです。

☆

でも、一体、サン・ジョルディって何なのか?

 

これは「バレンタイン」と同じ、キリスト教の聖人。

国によって「聖ゲオルギオス」とか、

「聖ジョージ」と呼ばれます。

英語のジョージという名前は、

この人にあやかったものですね。

☆

この人の伝承で有名なのは「龍退治」です。

ローマ時代のとある蛮族の国が

悪いドラゴンに支配され、

とうとうお姫様まで生け贄に捧げることになった。

 

そんなとき、たまたま旅の途中で

通りかかったジョルディが

「私に任せなさい」と自ら生け贄にまぎれる。

隠し持っていた槍で、

ドラゴンの討伐に成功するんですね。

 

バラを贈るのは、このときのドラゴンの血が

バラになったからと言われています。

☆

たいていの伝承だと、

それからお姫様と結婚したりするのですが、

ジョルディは違います。

熱心なキリスト教徒だった彼は、

その代わりに国家単位での改宗を勧めるんですね。

「退治できたのは、

キリストの加護があったからですよ」と。

 

それで今でもヨーロッパのこの国はジョルディの名をとり、

「ジョージア」と呼ばれています。

☆

後にキリスト教迫害の時代になり

ジョルディは処刑されても信仰を捨てなかったことで

「聖人」となりました。

それが4月23日で、

ヨーロッパでは「バレンタイン」と同じくらい

ポピュラーな人物なんですね。

☆

ちなみに「本を贈る」のは、

この人とはじつは関係ありません。

たまたま作家、

セルバンテスの命日と重なったから。

 

バラを送る日から転じて

「本も送ろうよ」となったのですが、

バレンタインにチョコレートの習慣を

盛り上げた業界と同じくらい、

日本の出版業界も頑張ればよかったのになぁ。

 

画像はラファエロの絵の一部です!

[公私混同の時間]

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