
何度でも紹介する
夏川賀央の現代語訳古典(笑)
『武士道』(新渡戸稲造・著)
『茶の本』(岡倉天心・著)
『努力論』(幸田露伴・著)
……ですが、これらの共通点は、
「明治時代に書かれた本」であること。
『努力論』は1912年、
大正元年と重なっている年の刊行ですね。
11月3日は、「文化の日」。
もともとは明治天皇の誕生日であり、
戦前は「明治節」という休日だった日です。
戦後、「国粋主義を想起させる」
ということで見直されますが、
当時のトップは
この日を日本国憲法の公布日にし、
「文化の日」として残したのですね。
「明治節」を復活させるかどうかは、
むろん議論があるでしょう。
確かに戦前の日本は、皇室の権威を利用し、
軍国主義化を推し進めていった経緯があります。
でも、それくらい皇室が称えられたのも、
もともと日本人と遠い存在だった皇室を、
明治以降は積極的に陛下がリーダーシップをとり、
自らが手本となって
日本を近代化させようと努力したわけです。
だから世界中から
明治天皇はリスペクトされています。
まさにこの時代に、
『武士道』『茶の本』のような
世界的ベストセラーが生まれたのは
決して偶然ではないんですね。
現在、11月3日は、
「自由と平和を愛し、文化を進める日」
となりましたが、
まさに戦後の昭和天皇から、
現在の平成、令和の時代まで、
陛下と皇室の方々は、
やはり明治天皇と同様、
新しい路線である「平和な文化」「自由な文化」を
推し進める日本人の見本として、
奮闘してくださっているわけです。
単に過去に回帰するだけなく、
その意義を忘れずにいるのが、
この日の意味なのでしょうね。
古典がその導きなるかはわかりませんが、
私たちも正しく世界に誇れる日本人でいたいもの。
そのための「学び」は重要ですね。




